2005/11/02

管理資料の重要性について考えてみる(7)

管理資料から分析する習慣をつけよう

前回まで、工事別管理カードの重要性について検討してきました。繰り返しになりますが、自社がどのように仕事を受注し、どのように仕事をこなしたかを知ることや、またなぜ仕事を受注することができなかったのか(原因)を分析するために、利用することが重要になります。

先日「建設会社でも二ケタ成長はできる! ~ジョーコーポレーションの奇跡~」(※) という本を読み非常に感銘を受けました。様々な成功の要因が書かれていますが、私が現場でお手伝いさせていただいている中で一番印象に残った考え方が、建設業はメーカーであるという考え方です。とにかく得意な商品、つまり建物をつくり、同時に市場を分析した上で、お客様に提供していくということです。そして、アフターサービスを徹底することで、お客様からの信頼を得るという、メーカーでは当たり前のことを建設業でもしていくべきであるということです。
 
この考え方を実践していく為にはなにが必要かといいますと、過去6回にわたりお話してきました、工事管理カードの徹底になります。この工事管理カードだけでは、不完全なところはありますが、情報を一つのツールで集約するのは非常に意味があります。

それでは次回からは、実際の会議で活用する管理資料について説明していくことにします。「会議の重要性について考えてみる」でもお話しました、主な会議である経営会議と全体会議の2つの場で利用していく管理資料について、順番にご説明したいと思います。

 ポイント 

「分析、仮説、検証」という自社の方向性を考えるサイクル
           ↓
工事管理カードを継続的に徹底して利用することで、習慣となる。

(※)東渕則之:東洋経済新報社、2005年4月

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