2009/07/02

2009年7月2日号「金型製作:対策が逆戻りしないための標準化のポイントとは?」

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             ● みどり合同経営 Information ●
              -コンサルティング・M&A部門-
                 2009年7月2日号
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▼ INDEX

■問題解決手法を身につける!中小製造業のQCサークル   <犬飼あゆみ>
「標準化と反省について」

■これは使える!ちょっと工夫“業務改善への道”  <山下晶子>

■お問い合わせ先      <メール配信の中止及び設定の変更等>
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◆ 問題解決手法を身につける!中小製造業のQCサークル
14. 標準化と反省について

 

前回までは、Nさんたちの「THE 金型名人」サークルが、改善策を実施し、みごと「立ち上がり品質トラブル・ゼロ」の金型製作に成功したことをお話しました。

 

今回は、この成果を今後の金型製作に活用するための「標準化」といわれる作業についてお話し、更に活動全体を通じての反省についてお話していきたいと思います。

 

標準化とは、対策を打って、成果が見られたものを日常業務のルールの中に取り込み、対策が逆戻りしないようにすることです。標準化では、次の3点に注意が必要となります。

 

(1)仕事の勘どころを押さえ、要点を明確に文章にする。
(2)実行する人が無理なく理解し、遵守できるものにする。
(3)日常業務の中に根付かせ、継続していく。

 

Nさんたちの事例では、今後の金型製作のどの範囲までCAE解析を実施するのか、多くに適用するとすれば、CAE解析用のコンピューターの社内導入も検討する必要があるのではないかなどの議論を重ねることで、標準化を図っていきました。

 

また作成されたチェックシートも、常に改廃が必要となります。改廃を誰が、どのタイミングで行うのかというルール作りも、対策が後戻りしないための重要なポイントとなりました。

ここまで、Nさんたちは「金型納品後の品質トラブルの削減」をテーマに取り組んできたわけですが、最後に全体の流れの反省をすることもQCサークルの重要なステップです。

 

 

反省は、
(1)「テーマの選定」や「現状把握」といった各ステップでうまくできたか(よかった点、悪かった点)。
(2)結果として問題が解決できたのか。解決できなかったこと、やり残したことがあれば、今後どうするのか。
(3)会合の雰囲気はどうだったか、皆が積極的に発言できたか、QC手法の習得は図れたか。
というように、QCサークルの運営の仕方を含め、全員で議論することが大切です。

 

このように反省をして、それを今後の活動に生かすことで、改善のPDCAサイクルがうまく回るようになります。

 

事例企業のNさんは初めてリーダーを務めたにもかかわらず、全員の参加を促し、意見の出しやすい雰囲気作りに努めたことで、今回、大きな成果を得るに至りました。

 

 

これまで、Nさんたちの取組みテーマに基づき、QCサークルの各ステップの取り組みかた、そのポイントなどをお話させていただきました。

 

最終回となる次回は、全体をふりかえり、今回お話したかったことをもう一度整理してお話したいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。

 

みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/
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◆ 「これは使える!ちょっと工夫“業務改善への道”」 第11回
管理資料・会議資料作成のムダ(5)

 

建築工事業C社様では、多くの社内会議資料を作成されており、本当に活用できる管理資料にするための見直しを進めてきました。

 

これまで営業部門で使われている「営業見込物件リスト」について、お話をしてきました。今回からは工事部門で作成している管理資料についてお話をしていきたいと思います。

 

 

【7.工事原価管理資料】
C社の工事部では、各工事の責任者(以下、現場代理人)が工事原価管理を行っています。

 

工事毎に予算に対してどのぐらいの原価が発生しているのか、予算残はいくらなのかを早期に把握しようと工事部長を中心に試行錯誤してきました。現在では、EXCELを利用して正確な工事原価管理を行おうと工事部長が先頭にたって頑張っています。

 

建設業では、工事を着工する前に「実行予算書」と呼ばれる予算書を作成します。実行予算内に工事原価を抑えることができれば、その工事において利益が出るように作成されるのが通常です。

 

したがって現場代理人は、工期中は常に手元に実行予算書をおいて工事原価の発生状況を把握し実行予算をオーバーすることの無いように注意深く、実行予算管理を行っています。

 

C社の現場代理人は、外注や材料を発注する際に注文書を発行しますがそれと同時に実行予算管理の帳票(EXCEL)に注文した金額を入力していきます。毎月、実際に外注先や材料の仕入先から請求書が届いた際にも注文書に対してどれだけの請求が来たのかをEXCELに入力して確認しています。

 

そうすることにより、実行予算に対する発注分、実際の支払金額、予算残などを把握し、さらに工事が完成するまでに発生する工事原価を予測し、最終工事利益の予測値を管理しています。

また、工事部長様は、各現場代理人が作成した実行予算管理帳票の集計行を一覧表にまとめた管理資料を作成しています。現在進行中のすべての工事における工事原価の発生状況と最終工事利益の集計を行い、経営会議にて報告を行っています。

 

 

実行予算に基づいた工事原価管理について、工事部長様よりお話をお聞きし、感心していたのですが、実は資料をまとめるのにかなり手間がかかっており、忙しい現場では、資料が作成できていないなどのお悩みがあることがわかってきました。

 

みどり合同経営 コンサルティング部門
コンサルタント 山下晶子
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/yamashita/

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