2012/03/01

2012年3月1日号  「製造業の社内活性化のプロセス  ~脱社長依存体質!~ 現場での問題意識について」

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◆☆◆☆◆☆                       2012年3月1日号
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ようやく寒さも峠を越えた感がありますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

このメールマガジンは、ご縁を頂いた方に配信しています。
配信不要の場合は、恐れ入りますが、末尾に記載しております方法にてご連絡
をお願いいたします。

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▼ INDEX

<好評連載中>

■ 「製造業の社内活性化のプロセス  ~脱社長依存体質!~」
第9回 A社のPJミーティングより3(現場での問題意識について)

■ 今からでも遅くない、本物の会議をやろう!
第11回 経営会議にて管理資料を検討 (その2)

<お知らせ>

■『誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話』 好評発売中!

■『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』
皆様にご好評頂き、9月20日に増刷(第4刷)致しました!!

■お問い合わせ先      <メール配信の中止及び設定の変更等>

 

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『製造業の社内活性化のプロセス ~脱社長依存体質!~』

第9回 A社のPJミーティングより3 (現場での問題意識について)

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皆様こんにちは。
前回は、ミーティング等でお客様に関する情報共有を進めるうちに、製造の課
長さんたちにも、少しずつ顧客思考が身についてきたことをお話しました。
そうすると、自分たちの日常業務である製造やその他業務においての意識も
変わってきます。

たとえば、納期に対する意識は、もちろん、これまでもなかったわけではあり
ませんが、直接お客様から連絡が入るのは自分たちではありませんでしたから、
社長に「ちょっと遅れそうです」と言って済ませていたところがありました。

それがお客様と直接のやり取りを行うようになって、その切迫感を肌で感じる
ようになり、「このままではまずい!」という意識につながりました。

そこで、例えば、機械設備ごとの生産計画の進捗状況であるとか、不良率がど
うなっているか、機械の故障がどれだけ発生しているかなど、納期の遅れに影
響するような様々な事象について、自分たちで手探りで管理資料を作成してい
くことになりました。

最近では、そもそもの生産計画の立て方が問題になりました。お客様の納期に
合わせて、生産計画を策定しているため、月、週の生産量にムラができ、生産
性が上がらないというのが、かねてからネックになっていました。

そこで、3ヶ月先の受注見込みを見据えた生産計画を策定し、生産の平準化
を図ろうと話し合いました。

もちろん、顧客の要望に合わせて、小ロットでタイムリーに生産していくこと
も重要です。しかし、顧客のうち、T社やF社などは部品が固定化されており、
仕様変更もほとんどないため、部分的には生産の平準化が図れると考えました。

前回お話させていただいたような、お客様とのより密接な関係が築けていけば、
さらに予測の精度は高くなっていくものと考えています。

このように、プロジェクトメンバーでは、様々な課題を取り上げ、1つひとつ
手探りではありますが、改善策の検討や管理資料の作成を行っています。

それを毎週行われるミーティングで段階的に見直しを図っています。

このような取組をやっていった結果、会社全体としてどのような数字になって
いるのか、自然と気になってきます。自分たちの頑張りが、会社全体の数字に
どのように反映されているのか、頑張れば頑張るほど、気になるものですよね。

次回は、会社の業績(売上や利益)管理について、お話していきたいと思いま
す。

みどり合同経営 コンサルティング部門 副部長
シニアコンサルタント 澤田 兼一郎
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/sawada/

みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/

 

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今からでも遅くない、本物の会議をやろう!

第11回 経営会議にて管理資料を検討 (その2)

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設備工事業を営んでいるA社は、経営会議の内容を見直し、経営幹部でもある
各部門長の意識改革を進めることにしました。
まずは会議で使用する管理資料を「付加価値(※文末参照)」を意識したものに
変更し、経営会議を開催することにしました。

前回から経営会議の続き・・・

私:「今後は付加価値を重要な指標として見て頂きたいのです。
最低でも固定費を賄う付加価値は確保しなければ会社は維持できません。
固定費を賄うためには、どれだけの付加価値を確保する必要があるのか、
ひいてはどれだけの工事を受注しなければならないかを判断する基準と
なります。」

楠営業部長:「営業部で付加価値を目標にするというのはどのようなことなの
か?」

私:「昨年の工事別の工事利益を確認したのですが、赤字工事が結構あります
ね。もちろん受注競争も激しく、見積段階で利益が確保できない案件も
増えていると思います。
どの程度の赤字までなら受注すべきだと思いますか?」

楠営業部長:「う~ん。顧客との関係やその後の仕事の状況を考えて、判断す
ることが多いかな。」

私:「そうですね。それも重要な事ですが、見積段階で工事利益が赤字でも付
加価値が1円でも出る工事なら場合により受注した方がいいケースもあります。」

楠営業部長:「ええっ、本当ですか?」

私:「1円と言うのは極論ですが、他に工事が無くて工事部で人が余っている
場合は、工事利益がマイナスでも付加価値がプラスの工事は受注すべき
です。
付加価値がプラスであれば固定費が少しでも賄えます。
もちろんこんな工事ばかりだと、会社は成り立ちませんから、会社全体の
付加価値目標を設定し、付加価値率○%の工事をいくら受注すれば、
付加価値目標を達成できるか、見ていくことが重要です。」

水上専務:「赤字工事、赤字工事といってもどれも同じではないのですね。
会社に貢献している赤字工事もある。
赤字工事を担当していてもがんばろう!という気になる。」

はじめは付加価値基準の考え方に戸惑いを感じた方もいらっしゃいましたが、
会議毎に付加価値について管理資料を活用し実績報告を実施して行く中で、皆
さんこれが会社の基準と考えられるようになりました。

実は最後まで、頭の切り替えができなかったのは営業部でした。長年営業部で
一番大切な目標(指標)は「受注高(完成工事高)」であり、工事利益でも無
かったため、付加価値といってもなかなかピンとこなかったのだと思います。

そこで営業部は、個別に全営業部員参加の営業会議を開催し、付加価値基準の
浸透を図っていきました。

※付加価値の定義について
付加価値 = 完成工事高 - 外部購入原価(材料費、外注費、工事経費)
となり、付加価値から労務費(社内労務費)、減価償却費などを差し引くと工
事利益となります。
なお、付加価値の定義には色々とありますが、本メルマガでは、上記の通り
単純に考えることとします。

みどり合同経営 コンサルティング部門
コンサルタント 山下晶子
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/yamashita/

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◆ 増刷(第4刷)決定!

『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』

弊社、藤井一郎編著『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の
勘どころ~』(金融ブックス)が2010年11月29日発刊されました。
お陰さまで、皆様よりご好評を頂き、昨年9月20日に第4刷を増刷致しました。

本書は、企業経営者様の経営戦略構築や、金融機関担当者様に取引先企業の
業務改善や目利きに役立てていただけますよう、業界の環境と展望の実態を、
各専門家が分かりやすく解説しています。

対象業種は全25業種。そのうち、弊社コンサルタント 犬飼あゆみも1業種
(旅行業)を担当しております。
金融機関の担当者様はもちろん、企業経営者様にも、自社を取り巻く環境が
大きく変化する中での経営の舵取りに、ぜひお役立ていただけましたら幸い
です。

【著 者】 味香 興郎 ・ 藤井 一郎 編著
【定 価】 2,520円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-904192-28-3
【頁 数】 374頁 【発行日】2010/11/29 第1版第1刷
【金融ブックス ホームページ】
http://www.kinyubooks.co.jp/bin/cartpro/cart.cgi?id=ISBN978-4-904192-28-3

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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◆ 『だれかに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」好評発売中!

弊社専務取締役 藤井一郎、弊社コンサルティング部副部長 澤田兼一郎編著
「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」(建通新聞社)が発刊され
ました。(2010年10月5日発行)

○運転資金が足りない…
○資金繰りにいつもはらはら…
○支払い条件の変更を依頼された…
○公的支援制度を利用して新分野に進出したい…etc

企業経営には「お金」にかかわる悩みが何かと多いものですが、本書では
中小建設業に的を絞り、金融機関との付き合い方、経営管理、公的制度の活用
などのポイントをQ&A方式で分かりやすく解説しています。
また、国や自治体の補助金、公的金融機関の融資制度なども幅広く紹介しています。
経営の指針としてぜひご活用頂けたら幸いです。

【編集・執筆】 藤井 一郎 ・ 澤田兼一郎 編著
【執筆】 山下晶子、犬飼あゆみ、三谷利恵、北野里美
【定 価】 2,300円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-903437-13-2
【頁 数】 193頁 【発行日】2010/10/5 第1版第1刷
【建通新聞社ホームページ】
http://www.kentsu-it.jp/book/9784903437132.html

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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【本社】東京都新宿区荒木町2-3
(社)金融財政事情研究会 セミナーハウス4F
Tel 03-3358-5951 Fax 03-3358-5952

【高松】香川県高松市塩上町3丁目1-1
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