2012/05/10

2012年5月10日号 「自分たちが目標とする数値は? 全社的な管理資料から考えてみた」 

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◆☆         みどり合同経営 メールマガジン
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◆☆◆☆◆☆                       2012年5月10日号
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☆★☆ お 知 ら せ ☆★☆

5月1日、弊社東京本社を移転いたしました。
移転先はJR東京駅からも一駅(神田)という利便性の高い場所ですので、お気軽に
お立ち寄り下さいませ。

▽詳しい情報はこちらのURLをクリックして下さい▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/01/post_76/

このメールマガジンは、ご縁を頂いた方に配信しています。
配信不要の場合は、恐れ入りますが、末尾に記載しております方法にてご連絡

をお願いいたします。

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▼ INDEX

<好評連載中>

■ 「製造業の社内活性化のプロセス  ~脱社長依存体質!~」
第11回 自分たちが目標とする数値は?
(全社的な管理資料について その2)

■ 今からでも遅くない、本物の会議をやろう!
第12回 経営会議で導入した付加価値重視の管理資料により、社内の意識が
変わってきた? ―工事部(その1)―

<特別解説!>

■ 「粗利・限界利益・貢献利益・付加価値ってどう違うの?」
連載にて頻出する、貢献利益、付加価値について、詳しく解説します。

▽詳しい内容はこちら▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/09/post_78/

<お知らせ>

■『誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話』 好評発売中!

■『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』
皆様にご好評頂き、9月20日に増刷(第4刷)致しました!!

■お問い合わせ先      <メール配信の中止及び設定の変更等>

 

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『製造業の社内活性化のプロセス ~脱社長依存体質!~』

第11回 自分たちが目標とする数値は?

(全社的な管理資料について その2)

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皆様こんにちは。

前回は、会議で共有を始めた全社資料について、ポイントが2つあることをお話
しました。

(1)全社数値だけでなく、部門別(A社の場合は、内製と外注という区分)に
管理すること

(2)次に貢献利益に着目し、現場が自分たちでコントロールし得る数値で管理
すること、です。

部門別に管理することの意義は前回お話した通りですが、続けて今回は、(2)
についてお話したいと思います。貢献利益とは、これも繰り返しになりますが、
粗利と違い、売上高から材料費等の外部購入費用を控除した利益になります。

一方、粗利は、売上高から外部購入費用に加えて、製造にかかる固定費(製造に
関わる方の人件費等)を控除した利益になります。

製造に関わる方の人件費等は、ようは固定費ですから、多少仕事量が変動しても、
毎月さほど変わることはありません。そこで、この固定費を吸収して利益を出す
ためには、最低いくらの貢献利益を稼がなければならないかを考えるほうが、
粗利で考えるよりも、シンプルでわかりやすいということです。

また、製造の人件費等は、現場の課長さんたちが勝手に削減するわけにもいかず、
いわばコントロールしづらい経費ですが、材料費等の外部購入費用であれば、
自分たちの頑張り次第でコントロールでき、やる気も生まれます。

たとえば、貢献利益を上げるために、材料のロスを少なくしようとか、資材関係の
値下げ交渉を頑張ろうなどです。ミーティングでは、「こんなことをしてみたら?」と、和気
あいあいとした雰囲気で、色々な意見が出てくるようになりました。

さらに、これまで「社長は『他社が難しいといって断った仕事』だとすぐに請け
てきてしまうから困る!」と製造担当者から倦厭されていましたが、これらの
仕事は貢献利益率が高いことにも気がつき、難易度の高い仕事の良い点、ひいては、
社長の考えていることが少し共有できるようになりました。

このような取り組みを継続的に行っていくためには、課長さんたちの意識向上に
プラスして、部下たちのモチベーションをあげていくことも重要です。特にA社
では、「忙しいのに、会社は利益が出ていないといって、お給料は上がらない・・・」
と不満の声もちらちら聞こえてきます。

「どうしたらみんなにやる気なってもらえるのか?」とミーティングで真剣に
話し合った結果、部下たちの動機づけのために、いくつかの施策を考えました。

次回のメルマガで、「情報開示」、「賞与の予算化」、「計画的な社員採用」の
3つについて、ご紹介したいと思っています。

みどり合同経営 コンサルティング部門 副部長
シニアコンサルタント 澤田 兼一郎
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/sawada/

みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/

 

メルマガにて登場する「貢献利益」、「付加価値」について、弊社ホームページ上で
詳しく解説しています。是非ご覧ください。

▽詳しい内容はこちらのURLをクリックして下さい▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/09/post_78/

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今からでも遅くない、本物の会議をやろう!

第13回 経営会議で導入した付加価値重視の管理資料により、
社内の意識が変わってきた?―工事部―(その2)

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設備工事業を営んでいるA社では、「付加価値(※文末参照)」を重視した管理資
料を作成し、経営会議にて検討するようになりました。工事部責任者の水上専務は、
この付加価値の考え方を工事別の実行予算管理にも取り入れ、部下の指導を行う
ようになりました。

A社工事部では毎日現場から戻った現場責任者が水上専務に、現場の進捗状況、
実行予算に対して実績がどうなっているか報告します。その中で、水上専務は、
一人ひとりに「付加価値」の考え方について丁寧に、繰り返し説明してきました。

この取組が他部署より早く工事部に「付加価値」の考え方が浸透した一番のポ
イントです。

工事部の一人ひとりがこの考え方に基づき行動することで、水上専務が細かく
チェックし、指示を出さなくても自然とムダな工事原価は掛からなくなっていき
ました。

現場での「付加価値向上」の取組が進んでくると次はどうしても会社全体の
「付加価値」が気になってきます。

私も参加させて頂いている、工事部の主任会議では・・・

A主任「ここ2年間は、赤字工事が発生することもあり、利益が出ていないから
賞与は出せないと説明を聞いていましたが、現場は忙しいし、皆かんばって
いるが、どこまでがんばったら賞与が支給されるのですか?」

B主任「現場では付加価値を少しでも出すために、外注人数を削減したり、現場
間で機材をやりくりして、皆も頑張っている。以前に比べて大変な思いも
している。」

努力している優秀な従業員から、こういった意見が出てくるようになってきま
した。

そこで水上専務は、経営会議で社長が発表していた利益目標「今期は経常利益が
トントン、来期からは経常黒字、3年後には賞与を出す。」をどのように工事部
従業員に伝えるべきか、藤村総務部長と相談することにしました。

藤村総務部長「工事部主任クラスに経常利益までの数値について公開するのは
難しいし・・・」

私 「こういう時こそ『付加価値』で話をするべきですよ!」

水上専務「社長目標から導きだされた全社の『付加価値』を目標とし、工事毎
の『付加価値』を集計した工事部全体の『付加価値』について
目標達成度合いを、皆に説明していこう!」

次回につづく。

 

※付加価値の定義について
付加価値 = 完成工事高 - 外部購入原価(材料費、外注費、工事経費)
となり、付加価値から労務費(社内労務費)、減価償却費などを差し引くと工
事利益となります。なお、付加価値の定義には色々とありますが、本メルマガ
では、上記の通り単純に考えることとします。

みどり合同経営 コンサルティング部門
コンサルタント 山下晶子
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/yamashita/

メルマガにて登場する「貢献利益」、「付加価値」について、弊社ホームページ上で
詳しく解説しています。是非ご覧ください。

▽詳しい内容はこちらのURLをクリックして下さい▽
http://ct.mgrp.jp/news/2012/05/09/post_78/

 

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~☆ みどり合同経営関連 出版物のお知らせ ☆~

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◆ 増刷(第4刷)決定!

『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の勘どころ~』

弊社、藤井一郎編著『業種把握読本 ~内外環境の見どころ 業界展望の
勘どころ~』(金融ブックス)が2010年11月29日発刊されました。
お陰さまで、皆様よりご好評を頂き、昨年9月20日に第4刷を増刷致しました。

本書は、企業経営者様の経営戦略構築や、金融機関担当者様に取引先企業の
業務改善や目利きに役立てていただけますよう、業界の環境と展望の実態を、
各専門家が分かりやすく解説しています。

対象業種は全25業種。そのうち、弊社コンサルタント 犬飼あゆみも1業種
(旅行業)を担当しております。
金融機関の担当者様はもちろん、企業経営者様にも、自社を取り巻く環境が
大きく変化する中での経営の舵取りに、ぜひお役立ていただけましたら幸い
です。

【著 者】 味香 興郎 ・ 藤井 一郎 編著
【定 価】 2,520円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-904192-28-3
【頁 数】 374頁 【発行日】2010/11/29 第1版第1刷
【金融ブックス ホームページ】
http://www.kinyubooks.co.jp/bin/cartpro/cart.cgi?id=ISBN978-4-904192-28-3

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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◆ 『だれかに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」好評発売中!

弊社専務取締役 藤井一郎、弊社コンサルティング部副部長 澤田兼一郎編著
「誰かに聞いてみたかった 中小建設業お金の話」(建通新聞社)が発刊され
ました。(2010年10月5日発行)

○運転資金が足りない…
○資金繰りにいつもはらはら…
○支払い条件の変更を依頼された…
○公的支援制度を利用して新分野に進出したい…etc

企業経営には「お金」にかかわる悩みが何かと多いものですが、本書では
中小建設業に的を絞り、金融機関との付き合い方、経営管理、公的制度の活用
などのポイントをQ&A方式で分かりやすく解説しています。
また、国や自治体の補助金、公的金融機関の融資制度なども幅広く紹介してい
ます。
経営の指針としてぜひご活用頂けたら幸いです。

【編集・執筆】 藤井 一郎 ・ 澤田兼一郎 編著
【執筆】 山下晶子、犬飼あゆみ、三谷利恵、北野里美
【定 価】 2,300円(税込) 【判 型】 A5判
【ISBNコード】 978-4-903437-13-2
【頁 数】 193頁 【発行日】2010/10/5 第1版第1刷
【建通新聞社ホームページ】
http://www.kentsu-it.jp/book/9784903437132.html

※書籍購入を希望される方は、弊社に直接ご連絡頂いても結構です。
TEL 087-834-0301(担当:山下、犬飼、三谷)

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■みどり合同経営 Information
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■お問い合わせ先・ホームページ■

株式会社みどり合同経営

【本社】東京都千代田区神田多町2丁目1番 神田Y5ビル 2F
Tel 03-3258-5271 Fax 03-3258-5279

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