運送業が抱える3つの課題を解決する着眼点とは【運送業の課題解決の着眼点】

今回の連載では、運送業の経営者様や経営幹部の方とのミーティングや日々のやり取りを通じて感じる、皆様の抱えている課題や取組みについてお伝えしていきます。
また、それに対して我々コンサルタントがどんなアドバイスをしているのか、例となる企業様の様子を踏まえながらお伝えいたします。

「運送業」を選んだ理由として、ご支援させていただいている企業に運送業者様が数社あることもありますが、日々の生活に欠かせない物流を担う運送業が置かれている環境が決して穏やかではないことや、そんな環境下で常に次の展開を模索していく必要があるなどの課題を抱えており、課題への対応策を一緒に検討していければという思いがあります。

早速ですが、「運送業」の経営者のみなさまは、どういったことが課題であるとお考えでしょうか?
当然、企業様によって多種多様な課題があると思いますが、例えば空車をなくすための管理指標である「実車率」については、お悩みになっている経営者様が多いのが実情ではないでしょうか。

この「『実車率』をどうやって上げるのか?」といった課題の他に、「仕事を確保できるかどうかは荷主次第ではないのか」や「荷物(仕事)はあるけどドライバー(人)がいない」といったお悩みも最近は多く聞かれます。

そこで、今回の連載では、「実車率の向上」、「荷主の動向」、「人材の確保」の3つをテーマとして、次回より、運送業の課題に対応する着眼点やポイントを現場でのやり取りを交えながらお伝えします。

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