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05/06/15

34. 付加価値を生む複合化はどうすれば生まれるのか? その11

「火渡りの儀式」
先週、永谷園が運営する自然食レストラン「餉餉 ke-ke」銀座店に行ってきた。230席という規模だが満席。店に行ったのが水曜日の午後1時過ぎなのにもかかわらず、行列待ち。食べ終わって2時に店をでるときにもまだずらりと女性客が並んでいた。ビュッフェスタイル(バイキングともいう)でランチが2200円。女性客が8割くらい。食の健康志向がこれから本格化することが伺える。ここにもビジネスチャンスがある。

 

●菜食主義者(ベジタリアン)生活はまだつづいている
私がジェームス・スキナー氏が主催する「成功の9ステップ」という「経営セミナー」に参加し、完全ベジタリアン生活をはじめて、一ヶ月以上がたった。酒、肉、魚、コーヒー、紅茶、お茶などは、以来一切口にしていない。われながら感心する。横腹の脂肪が20年ぶりにとれてきた。血糖値は180から119にまで低下、今月は100を切ることが目標。次回の血液検査が楽しみだ。やる気が沸いてくる。もう誰にも止められない。

 

●机の上の整理整頓も続いている
大の苦手だった机の上の整理・整頓も一ヶ月以上続いている。これまで一週間以上続いたことはなかった。あっと言う間に書類の山が出来て、机の地肌が見えなくなっていたのに、どうしたことだろう。私の中の何が変わったのだろうか。
 決断力がついたことだと思っている。その場で決断して捨てることができずに、後でかたづけようとするから、机の上が書類の山になっていたのだ。

 

●火渡りの儀式で決断力をつける
決断力がついた原因は、「成功の9ステップ」での「火渡りの儀式」、「厚板割りの儀式」、「矢折りの儀式」にある。
「火渡りの儀式」は修験道の行者がよくやるアレである。真っ赤に燃える炭火の上を、呪文をとなえながら素足で歩く。ちょっと怖いが決意を固め、思い切って歩いた。やけどはしなかった。
「厚板割りの儀式」は、2センチの厚みの杉板を素手で割るもの。空手の有段者クラスがやるものだ。これもまったく初めての経験だったが、難なく割れた。
「矢折りの儀式」。私にはこれが一番怖かった。喉仏の一番柔らかいところに矢の先の部分をあて、矢のお尻の部分を壁にあて、壁に向かって思い切り前進して首で矢を折るというもの。なにしろ首の一番柔らかいところに矢を突き立てるのである。まかり間違えればブスッと首に矢が刺さる。恐怖が走るが、皆やっている。ええいっ、と突き進むと矢は簡単に折れた。

 

●「地獄の特訓」ではない
火渡り、板割り、矢折などというと、「地獄の特訓」のようなイメージを抱かれるかもしれない。それとは全然違うところがすごいところだ。若い柔肌の女性が多い350人の受講生全員が、一人の脱落者もなく、火渡りを成功させる。ある意味で壮絶だ。バンジージャンプでも、全員が達成できるということはまずないだろう。
教育手法が最新の心理学の手法をふんだんに取り入れているのだ。大型スクリーンや、何台ものテレビカメラ、音響効果抜群のスピーカーで臨場感を高める。目と耳と体の3経路から情報を伝えるという手法である。これは、人によって情報を取り入れる主要な経路に違いがあるという理論に基づいている。従来の「座学」スタイルでは、全員が同じ理解度に達することは不可能。(必ず「聞いていない」ヤツがいるということ)。全員が理解することができるから、全員が成功できるらしい。それに加えて、「モデリング(加速学習)」という手法を使うことで、驚くほど短期間で全員が成功できる。
ともかく、こういうことを経験することで私の中の決断力が強化されたことは間違いない。「目的の明確化」と「決断力の強化」が私の「行動」を変えている。
これは、企業再生にも使える。「モデリング」の手法は、付加価値を生む複合化にも使える。(次回は「モデリング」の手法について)