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地域の元気を回復!全国の建設業の取り組みをご報告します 「愛媛県内子町に行ってきました その2」を追加しました

2010/11/15

前回から、うちこ地域元気回復事業推進協議会の取組みについてお話させていただいております。地元民間企業の提案・発意からスタートした本事業は、地元の建設企業が連携して地域の課題を克服しつつ、新分野へ進出し、雇用を確保するという先導的事例だと私たちは考えています。

 

この事業で期待される効果は様々ですが、大きくは次の3点だと思います。

(1)地元建設業の元気回復(人材・機材の有効活用等)
(2)放置竹林の環境改善
(3)内子ブランドの創出(竹飼料乳製品等)による地域自体の元気回復

 

特に(1)ですが、建設業の得意分野が活かされるということです。例えば、今回の取組みの中で建設会社のA社が担当する「放置竹林の効率的な伐採」では、竹林整備計画、人材・機材の投入計画、伐採された竹林の搬出計画およびその利活用計画など、考えなければならないことがたくさんあります。伐採資源の利活用はさておき、その他については建設業の工程管理能力や安全管理の能力が十分に活用され得ることから、建設業の得意分野と言えると思います。

 

もちろん、前回もお話した通り、現時点では、助成事業として「まずはやってみよう」という試行的段階であり、本格的な事業化はこれからです。本格的に事業化をするとなると、色々と課題もあるようです。

 

例えば、放置竹林を利用した飼料は、輸入飼料に比べて高価となっているそうです。そこで、より安く製造するために、伐採、運搬、ペレット化などの各作業において、更なる効率化に向けて進めているところだといいます。

 

コストの問題を解決するためには、伐採等の効率化だけでなく、販路の問題にも着手する必要があるかもしれません。例えば、地元の畜産農家だけでなく、さらに地域を広げ、販路を拡大していくことで、コストを吸収していくことなどです。もっと多くの人に内子を訪れてもらって、内子ブランドの竹飼料乳製品等を消費してもらうために、他の観光資源との連携ということも考えていけるかもしれません。このように、他業種との更なる連携の可能性を秘めている点が大変興味深いと思いました。

地元民間企業の提案・発意からスタートした本事業を見学させていただき、地域の建設業のエネルギーを強く感じた1日でした。

みどり合同経営 コンサルティング部門
中小企業診断士 犬飼あゆみ
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/inukai/

 

前回までのレポートはこちらをご覧ください → http://ct.mgrp.jp/column/c13/

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