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コラム 「今からでも遅くない、本物の会議をやろう!」 第7回 経営会議の管理資料を作成しよう!(その1)

2011/11/10

A社は、地方で設備工事業を営んでおり、現在経営改善に尽力されています。
経営改善をスピードアップするためには全社一丸となり取り組む事が重要であり、ますは経営幹部でもある各部門長の意識改革から着手することにしました。

 

第一回目の経営会議では、会社の現状が包み隠さず説明され、動揺する部門長もいらっしゃいましたが、最後に社長から経営改善の目標が発表され、一丸となって経営改善に取り組むことで皆さん一致しました。

会議終了後、社長と藤村総務部長と次回の経営会議に向け、打合せを行いました。

 

私: 「今日の会議で会社の状況はご理解いただけたと思いますが、今後は経営改善計画の進捗状況を会議にて発表していくことが重要です。これまでは、決算時にのみ損益を把握していましたが、今後は月次で把握していくことが必要となります。

しかもスピーディに把握することが重要です。
すでに、工事原価の削減や販管費の削減に着手していらっしゃいますが、どの程度効果がでているのかを確認することで、皆様のモチベーションも上げることができると考えています。」

 

藤村総務部長:「現在、会計事務所の協力も得て月次試算表を翌月の25日に完成するべく努力中です。」

(※ 実はそう簡単に精緻な試算表が出るようになったわけではないのですが、長いお話となりますので今回は省略させて頂きます。別の機会にてお話できればと思います。)

 

社長:「私は試算表を見ても売上総利益とか営業利益しか見てなかったのだが・・。」

 

私: 「そうですね月次試算表だけでは、経営会議の管理資料としては不十分だと思います。試算表を基にした管理資料を作成する必要がありますね。」

 

藤村総務部長:「昨年同月対比とか月次予算対比、期初から当月までの累計での予算対比などのことですか?」

 

私:「それも重要ですね。また当月までの累計に期末までの予算をプラスして、今後予算通りに行った場合の今期の着地予想も作成します。

しかし最も重要なのが、【利益】の認識をどう持ってもらう事だと思います。」

 

社長:「それは売上総利益や営業利益のことですか?」

 

私:「以前、営業担当者からお話をお聞きした際に、売上高(受注高)目標しか頭にないと感じました。

売上高予算を達成することが第一優先で、極端な言い方をすれば工事利益は、二の次といった印象を受けました。

一方工事担当者からは、営業が利益のない工事ばかり受注するから赤字はしかたがないといった声も聞かれました。
会社にとって重要なのは工事利益を予算通り確保することで、売上高が第一優先順位ではないと言う事を分かってもらう事が大切です。」

 

社長:「私も営業にはっぱをかけるのに、月間売上高目標1億円を掛け声にしてきたが、それが営業部門において、利益より受注高の達成が重要といった認識に偏ってしまったようだ。」

 

次回は、このような問題点を解決するための管理資料作成について詳しくお話します。

みどり合同経営 コンサルティング部門
コンサルタント 山下晶子
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/yamashita/

 

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